2022.04.20

電気工事は多岐に渡り、大きく分けると種類は２つあります。

ひとつは一般住宅や公共施設、ビル、工場などの建築物の屋内外の電気設備の設計や施工をおこなう「建築電気工事」、そしてもう一つは電車が安全に運航できるように電気工事を行う「鉄道電気工事」です。

 

建築電気工事の主な仕事内容は、建物内外の電気設備や配線の設計や施工、様々な電気設備のメンテナンス、建物内のコンセントや照明器具、冷暖房の取り付け、電球交換など建物の電気に関することすべての工事やメンテナンスをおこないます。

建設電気工事は新しい建物の工事では他の建設作業と並行して行われることが多く、建物の規模によって1～2人で行うこともあればグループにて作業を行うこともあります。

 

鉄道電気工事は電車を運転するには電力会社から送られてきた電力を変電所にて変電してから使用するため、変電所の建築から携わりメンテナンスも行います。

また、変電所から送られる電気をトロリ線と呼ばれる電車線路を通じて電車に伝わる仕組みになっていますが、こういった電気設備に関連した工事も鉄道電気工事となります。

他にも私たちが駅で利用する改札機や改札口、電子掲示板、モニターなどの電気を使って使用する設備すべても関連するためなくてはならないものだと言えるでしょう。

 

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